【ZETA DIVISION】 Dep選手がインピンジメント症候群で一時離脱、TenTen選手が緊急加入

【ZETA DIVISION】 Dep選手がインピンジメント症候群で一時離脱、TenTen選手が緊急加入


ZETA DIVISIONは、2025年4月13日、同チームのVALORANT部門に所属するDepがインピンジメント症候群と診断され、治療に専念するため一時的にロスターから離脱することを発表した。
これに伴い、代替選手としてT1 Academy所属のTenTenが同部門に移籍加入することも併せて発表された。

発表によると、Depは韓国で開催中のVCT Pacific Stage 1における先日のRex Regum Qeonとの試合後に左肩に強い痛みを訴え、専門医による診察の結果、「インピンジメント症候群」と診断された。
インピンジメント症候群は、肩関節内部の腱などの組織が、腕を上げる動作などの際に骨の間に挟み込まれることで痛みや炎症を引き起こす状態。主な症状として、腕の上げ下げに伴う痛みや夜間痛など。
この診断を受け、一時的にロスターを離れ、日本へ帰国しているとのことです。
ZETA DIVISIONのゼネラルマネージャーは、Depの復帰時期の目安として約2週間後を見込んでいると報告しています。

TenTen選手の加入について

Depの一時離脱に伴い、ZETA DIVISIONは韓国のT1 AcademyからTenTen選手を緊急で獲得。

同選手はT1にてセンチネルを担当中のMeteorの弟で、過去にNORTHEPTION、FAV gamingに所属し、日本のVALORANTシーンでの活動経験がある。
直近ではT1 Academyに所属し、「VALORANT Challengers 2025 Korea: Stage 1」において3位、個人としてStage MVPを受賞している。

Depと同じデュエリストであり、前述のMVP受賞など同ロールで具体的な結果を残している点、加えて、大会開催地が韓国であり、ビザ等の手続きが不要で即時合流が可能であったこと、また過去約2年間の日本での活動経験から、日本語でのコミュニケーションがある程度可能である点、所属していたT1 AcademyがAscensionを目指すChallengersリーグのチームと比較して、シーズン中の主力選手離脱の影響が相対的に少ない立場であったことも、移籍実現の一因と考えられる。

今後の予定

ZETA DIVISIONは、Depの治療とリハビリを全面的にサポートする体制を整えていること、また今回の移籍に際して迅速に対応したT1へ感謝の意を表明しています。
チームは現在、韓国で開催されている国際リーグ「VALORANT Champions Tour Pacific Stage 1」に出場中であり、Depの離脱期間中はTenTenが試合に出場する予定です。
チームは、プレイオフ進出に向けて、本日4月14日にTalon Esports、4月20日にNongshim RedForceとの対戦を控えています。

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